筑波支部ホームページ開設にあたって
建築士が関わる産業においても、コロナ禍を機に、大きな転換期を迎え、私たちの暮らし、家族のカタチ、家族のあり方も含め働き方改革(ニューノーマル)が求められています。
「非接触」「遠隔」が必須要素とされるコロナ以降のニューノーマル時代においては、消費者のニーズや支部会員の意識も変化していくことでしょう。
筑波支部では、自治体、消費者および会員相互のコミュニケーションを活性化するため、ホームページ開設に踏み切ることにしたのは、2年前(コロナ禍前)のことです。
SDGs(持続可能な開発目標)は、自治体や学校教育を中心に、地域社会に広く浸透しつつあり、確実に定着していくものと考えられることから、SDGsの概要を理解した上で、コンテンツをまとめることにしました。
SDGsに取り組むメリットとしては、持続性ある支部運用、消費者には質の高い技術・情報を提供し、地域の活性化等にも貢献するものであり、「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」にも通じるものと考え、会員(売り手)、消費者(買い手)、地域社会(世間)の視点から団体としてのブランドイメージが高められると考えています。
つくば市・つくばみらい市をはじめ、SDGs宣言を行う自治体のパートナーとして、地域社会の活性化に貢献することができたとしたならば望外の幸せであると考えます。
第63回 建築士会全国大会「広島大会」にて、つくばSDGsパートナーズ活動報告
SDGsと建築・まちづくり PART2
地域共生による持続可能な建築・まちづくり
運営|環境部会
国際合意したSDGs(持続可能な目標)の実現、特にゴール11の「持続可能なまちづくり」に果たす、地域での建築士の役
割と可能性について、2019年北海道大会で深めました。
2021年はPART2として、建築士各自の日々の設計行動はSDGsにどう関係しているのか、より良い設計行動を進める上で
SDGsをどう生かしていくべきかについて考えます。建築士として建築士会としてのSDGsに対する行動指針のあり方につ
いて検討します。SDGs宣言をした建築士会の行動や、市町村のSDGsアクションと連携したSDGs宣言やSDGsアクション
をしている支部活動、近年、継続的にSDGs講習会やセミナー
を開催し、独自のSDGsゴールを設定している建築士会からの
SDGs行動方針とアクションについて報告をして頂きます。ま
た、日本建築学会は2021年3月11日に発信した「日本建築学
会SDGs宣言」及びSDGsのゴールを連関させた7つのテーマで
の行動方針について報告をします。
セッションに先立って47の単位建築士会を対象に実施した
SDGsアンケートの結果を報告し、各単位士会でのSDGsに関
する課題、問題意識について概括すると同時に、建築士会連
合会としてのSDGs行動方針のあり方について討議します。
第63回 建築士会全国大会「広島大会」「見逃し配信」をご視聴いただけます。環境部会セッション(限定公開)
報告者の一人としてとして、茨城県建築士会筑波支部 松田祐光(マツダユウコウ)氏より筑波支部のSDGsへの取り組みの発表がされました。
記:副支部長・まちづくり再生委員会委員長 松田 祐光